石川市石川川の汚染経路調査

1998年12月21日
金武町観測所による降雨量は、20日34mm、21日26mmである

撮影:ページ責任者

 石川市の石川川に流れ込む支流の上流には、恩納村安幸地土地改良事業区(昭和61〜平成5年度工事区)、石川市前田地区土地改良区(工事年度不明)、石川市西山地区土地改良区(昭和61年〜平成3年度工事区)等が隣接しており、共に農地からの土砂流出防止手だては講じられておらず、むしろ土砂は側溝に流れやすい構造となっている。












 安幸地土地改良区の沈殿池。
当日、土地改良事業組合連合会の職員が流出する濁水のサンプリングをしており、「計測しなければはっきりとした数値は解らないが、100〜200ppmの間だろう」と話していた。
(サンプル水を見た限り、私にもそう思えた)








 沈殿池の排水口からは、石川川に続く排水溝に濁水が流されている。
県赤土等流出防止条例で定めた200ppm以下の排出基準値が、いかにゆるい基準であるかが良くわかる。














 沈殿池から石川川に向かう排水溝。
右側の排水溝からはさほどの濁水は流れておらず、沈殿池からの濁水と対比ができる。














 石川川に流れ込む支流。
条例施行前に工事の終えた土地改良区(既存農地)から流出する土砂が集積を繰り返し金武湾の海に流れ込んでいる。
条例で定めた排出基準値以下の濁水でも、金武湾の汚染状況からは環境に対する許容範囲以内とはとうてい言えない。

 県赤土等流出防止条例は、200ppmまでなら濁水を流しても大丈夫とするお墨付きを出してしまった事になるのではないか?。

 既存農地対策は今だに手つかずである。