1998年4月13日〜14日の赤土汚染

2月の赤土汚染では宜野座村漁協を始めとした養殖モズクが壊滅的な打撃を受けたばかりだ。
そして、またもや沖縄の海や川が土砂の色に赤く染まり海は悲鳴を上げた。


撮影はページ責任者 当日の降雨量は気象台金武観測所で13日は43mm、14日は41mmであった

 石川市漁協よこを流れる石川川から金武湾にむかって流れ出る赤土土砂。
数年前に、石川漁協の組合員が金武湾でマダイなどの生け簀養殖を試みたが、あまりに度重なる赤土汚染で魚が死亡し、養殖を断念しなければならなかった。その後、金武湾での魚の養殖は不可能とまで言われている。











 金武町億首川。
この川の上流には米軍の砲弾射撃訓練場があり山野は実弾射撃の砲弾であれ放題になっている。
この河川は、米軍の射撃訓練場や既存農地から流出する土砂がきわめて多い河川であり、金武湾に流れ込んでいる。
ここから金武湾の海まで1キロ弱の距離でしかない。 









 左端は宜野座村漁協の港。
 2月15日から19日に起きた赤土汚染で同漁協の養殖モズクは全滅状態となり、漁師は翌日から赤土土砂にまみれた養殖網の引き上げ作業に追われた。
そして、またもや今年 2度目の赤土汚染である。
宜野座川からの流出が著しい、ほとんどが土地改良事業の施された既存農地からの流出である。









 名護市辺野古地区を流れる辺野古川、海まで数百メートル。
おもに土地改良事業が終わって農家に引き渡されている既存農地からの流出が多い。
 名護市内の観測降雨量は、11日から14日までの合計が214mmであった。











 辺野古川河口から右側の海岸。
これが国の天然記念物で絶滅危惧種にも指定されているジュゴンの生息地に近い、辺野古の海のありさまである。
この日は見渡す限りの海が赤い土砂の色に染まった。これが果たして海と言えようか・・。